秋田県農林水産部畜産振興課公式メディア

産地訪問

17.10.25

比内地鶏応援隊が比内地鶏のふるさと秋田県を初訪問!

比内地鶏の魅力をPRするには、まずは比内地鶏のことをもっと知らなくては!

…ということで秋も深まる10月下旬に、10名の料理家さんで結成した「比内地鶏応援隊」が、比内地鶏の生産地・秋田県へ1泊2日のツアーを敢行しました。

百聞は一見に如かず。書籍やネットで調べるのと、実際に現地へおもむいて自分の目で見て・体験するのではやはり大違い。

普段、加工・調理された比内地鶏しか見たことがなかったわたしたちにとっては、「え! 比内地鶏ってそうだったの?」という驚きと発見の連続。

ライターとして取材に同行したわたしのメモ帳もあれよあれよという間に比内地鶏に関するメモでびっしりに! 応援隊のみなさんにもたくさんの収穫があったようです。

1泊2日の産地訪問レポートを、あなた自身が秋田へ訪れた気持ちになってお楽しみください!

「JAあきた北央」

プロフェッショナル直伝! 比内地鶏講座

世界遺産・白神山地や十和田湖といった秋田の名所への玄関口でもある大館能代空港から車に揺られること約40分。

「比内地鶏応援隊」一行が向かったのが、今回のツアーの最初の目的地である「JAあきた北央サンシャインあいかわ」。

そこで一行を出迎えてくれたのが、秋田県農林水産部の佐藤さんと、JAあきた北央の北村さん、吉田さんの3名。果たしてどんな話が聞けたのでしょうか?

秋田県農林水産部 畜産試験場研究員・佐藤さんによる比内地鶏講座。

江戸時代中期に地鶏とシャモとの交配で誕生したとされる歴史からおいしさの秘密まで、硬軟織り交ぜた比内地鶏にまつわる知識をインプット。

佐藤さんによる比内地鶏講座に熱心に耳を傾ける応援隊のみなさん。

「比内地鶏はどんなエサを与えて育てているんですか?」、「どうして比内地鶏同士の交配はしないんですか?」…など質問も相次ぎました。

講座後に開かれた比内鶏料理の試食会。

「比内地鶏の生ハムスモーク」「比内地鶏のサムゲダン」「比内地鶏のきりたんぽ」など、おいしそうな比内地鶏料理を前に料理家のみなさんも興味津々の様子です。

「養鶏農家」

養鶏場で比内地鶏たちとご対面!

「JAあきた北央サンシャインあいかわ」を後にした比内地鶏応援隊一行が、次に向かったのが実際に比内地鶏を育てている養鶏農家・松橋さんの養鶏場。

鳥インフルエンザなどの病害対策として外部からの菌やウイルスを持ち込まないようにわたしたちも足をビニールで覆ってから入場。

松橋さんの案内に従って足を進めたその先には、広々とした農場のなかで放し飼いに近い環境で育てられている比内地鶏が!

足をビニールで覆って移動する面々。比内地鶏がいかに厳しい品質管理の下で生産されているかがうかがい知れる一幕。

鶏たちを守るゲージがない平飼いのため、キツネやタヌキなどによる獣害対策にも余念がないとか。

狭いゲージに押し込めず、広々とした地面の上でのびのびと育てられる比内地鶏たち。

ストレスに敏感なため、出荷の際は比内地鶏が寝静まった夜に一羽ずつ手で捕獲するなど神経を使う作業が多いそうです。

農場見学の最後に全員でパチリ。実際に生きた比内地鶏を目の当たりにしたこともあってか、比内地鶏応援隊のメンバーも俄然興味が湧いてきた様子です。

松橋さん、お忙しい中ありがとうございました!

「アグリ北央素雛供給施設」

ニワトリ界の“お嬢様幼稚園”?

養鶏農家で実際に比内地鶏に触れて興奮冷めやらぬ様子の応援隊一行が、次に向かったのは「アグリ北央素雛供給施設」。

比内地鶏を育てる養鶏農家へ供給する雛の生産を一手に引き受ける秋田県の施設です。

ここでは比内地鶏のオスとロードアイランド種のメスを交配させることにより比内地鶏の雛を生産。

オスは闘争性が高く育成の段階で傷を負わせてしまうため、孵化した雛はメスだけが選別されて比内地鶏生産農家さんへ供給されます。

厳しい選別を潜り抜けて成長する比内地鶏には、なんと卵のグラム数まで決まっているというから驚きです!

よちよち歩く姿が愛らしい比内地鶏の雛。卵の段階から母親の個体番号を与えられ、孵化するとその雛独自の番号が付与されるなど、トレーサビリティも徹底。人間の社会で例えれば、さながらお嬢様幼稚園!?

「驚かせないようにそーっと…」。息を殺して雛たちを見つめる応援隊。

比内地鶏はとても神経質なため、驚かすとパニックを起こし圧死事故にもつながることも。

そのため極力ストレスを与えない環境で育てられます

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